作業日報は毎日書きます。現場名、協力会社、使用機械は前日とほとんど変わらないのに、毎日書き写すことになります。月末には、出面を数え直す作業も待っています。

この2つの手間を減らすために作ったのが、作業日報のアプリです。

先に結論:書き写しと月末の集計をアプリに任せる

作業日報のアプリは、無料で、登録なしで使えます。日報の手間のうち、アプリが引き受けるのは次の部分です。

困っていることアプリでの扱い
毎日同じ現場名や協力会社を書き写す「今日の日報を作る」で前日の内容を引き継ぐ
その日の出面の合計を数える出面の欄に延べ人数が自動で出る
月末に出面を数え直す開始日と終了日を指定して延べ人数を合計する
社内の様式に転記するCSVで書き出し、表計算ソフトで開く
紙で残したい1日分を「印刷」で紙にする

作業内容と特記事項は、毎日ゼロから書きます。変わったところだけを書けば、その日の日報になります。

作業日報の画面。日付と天気の欄、作業内容の表、出面と使用機械の表、安全・特記事項・翌日の予定の欄が並ぶ
作業日報の画面。日付と天気の欄、作業内容の表、出面と使用機械の表、安全・特記事項・翌日の予定の欄が並ぶ

1日分の日報に何を書けるか

1枚の日報は、5つの欄に分かれています。

欄入れる内容
基本日付、現場名、天気、気温(高い・低い)、作成者
作業内容作業内容、場所・測点、人数、時間(行を追加できる)
出面(協力会社)会社名、職種、人数(延べ人数を自動で合計)
使用機械機械名・規格、台数
安全・特記事項・翌日の予定KYの重点やヒヤリハット、立会い・指示・近隣対応、翌日の予定

天気は「晴れ」「くもり」「雨」「晴れのちくもり」などから選びます。出面の欄の見出しには「延べ 9 人」のように、その日の合計人数が出ます。電卓で足す必要はありません。

毎日の日報や出面表を、現場の社員が自分でアプリにできるようになりませんか?
建設の現場向け Claude Code 研修
研修の内容を見る

2日目からは、前日の日報を引き継いで書く

引き継がれるもの

「今日の日報を作る」を押すと、表示中の日報から次の4つを引き継いだ新しい日報ができます。

  • 現場名
  • 作成者
  • 協力会社(会社名・職種・人数)
  • 使用機械

毎日書き直すもの

作業内容と特記事項は空の状態から始まります。前日の作業がそのまま残って、書き換え忘れる心配はありません。協力会社の人数が前日と違う日は、出面の欄の人数だけを直します。

月末の出面は、期間を指定して集計する

集計の出し方

画面の下にある「期間の集計」で、開始日と終了日を指定します。その期間の日報が日付順に並び、日ごとの天気、作業件数、延べ人数と、期間全体の合計が表示されます。

初期値は、今月の1日から今日までです。行を押すと、その日の日報が開きます。

CSV(表計算ソフトで開けるファイル)で書き出す

「CSVで書き出す」を押すと、集計している期間の日報をCSVファイルで保存します。1行に入るのは次の項目です。

CSVの列
日付、現場、天気、気温(高い・低い)、作成者
作業内容、場所、人数、時間
延べ人数、特記事項

作業が複数ある日は、作業ごとに1行になります。表計算ソフトで開けば、社内の様式への転記や、月ごとの集計に使えます。

工程表や工事写真台帳、作業指示書のアプリも、建設業の現場アプリの一覧から同じく無料で開けます。

始める前に決めておくこと

日報を見る人が何人いるか

ログインしていない間、日報はその端末のブラウザの中にだけ保存されます。現場の担当者1人がスマートフォンで付けるだけなら、そのままで足ります。

事務所と現場で同じ日報を見たい場合は、無料のアカウント登録をしてください。記録がアカウントに保存されます。

社内の様式にどう移すか

提出する日報の様式が社内で決まっている場合は、CSVを表計算ソフトで開いて転記します。1日分をそのまま紙で出せばよい現場なら、「印刷」で足ります。

よくある失敗

ブラウザのデータを消して、日報も消える

ログインしていない間は、ブラウザのデータを消すと日報も消えます。消す前に、画面下の「全アプリのデータをバックアップ」で書き出してください。

先月分を集計したのに、今月の数字が出る

期間の集計の初期値は、今月の1日から今日までです。先月分を出すときは、開始日と終了日を先月の日付に変えてから書き出します。

このアプリは Claude Code で作りました

作業日報は、「他にも作れそうな施工管理アプリをリストアップ」と に頼んで出てきた候補の1つです。

公開前に、Claude Code が自分で日報を保存し、延べ人数の集計が合っているかを確かめました。スマートフォンの幅でも表がはみ出さないことも確認しています。

自社の日報の様式は、会社ごとに欄が少しずつ違います。その違いを社員が自分でアプリに直せるように、建設業向けのClaude Code 研修を行っています。現場の業務を知っている人が、自分の業務のアプリを作れるようになる内容です。

ほかのアプリも含めた11種の紹介は、施工管理アプリを Claude Code で作りましたにまとめています。

まとめ

  • 作業日報のアプリは無料で、登録なしで使えます
  • 「今日の日報を作る」で、現場名、作成者、協力会社、使用機械が前日から引き継がれます
  • 出面の延べ人数は日ごとに自動で合計され、期間を指定すれば期間全体も合計されます
  • 集計した期間の日報はCSVで書き出せます。作業が複数ある日は作業ごとに1行です
  • ログインしない間は端末のブラウザにだけ保存されるので、データを消す前にバックアップします

日報の欄を自社の様式に合わせたくなったら、社員が自分でアプリを直せるようになる建設業向けの研修も見てみてください。